スポーツを始めたり、続けたりするうえで初期費用（始めるためのお金）やランニングコスト（続けるためのお金）は、とても大事な要素の一つです。
スポーツの中でもテニスは「お金持ちのスポーツ」というイメージがなぜか強いので、最初から諦めてしまっている人も多いかもしれません。
でも実はテニスは思われているほどお金がかかるスポーツではないんです。今回はテニスに必要なコストを、プレイスタイルに合わせて具体的に紹介します。
目次
テニスを始めるために必要な費用は？
初期費用
| テニスラケット | 20,000〜30,000円程度。 ここにガット（テニスラケットの網）の代金とガットを張ってもらうための工賃が合計で2,500〜5,000円程度必要になる。 |
|---|---|
| テニスシューズ | 3,000〜14,000円程度。 |
テニスを始めるにはまずテニスラケットとテニスシューズが必要です。「ラケットはともかく、靴は普通の運動靴でもいいのでは？」と思うかもしれません。
しかしテニスシューズはテニスの動きやテニスコートの性質に合わせて作られています。そのため、テニスを始める場合は、必ずテニスシューズを用意してください。
なお、テニスウェアは一般的なスポーツウェアで代用できますが、運動できるような服を全く持っていない場合は、別途ウェア代も初期費用に加わります。
テニスを続けるために必要な費用は？
ランニングコスト
| ガット | 1回あたり合計で2,500〜5,000円程度。 |
|---|---|
| グリップテープ | テニスラケットの柄に巻く、汗の吸収や滑り止めの役割を果たすテープ。オーバーテープとリプレイスメントグリップ（通称元グリップ）という2種類のテープで構成されている。このうちオーバーテープは1つ200〜300円程度、リプレイスメントグリップは1つ1,000〜2,000円程度。 |
| テニスシューズ | 1足3,000〜14,000円程度。短ければ2〜3ヶ月、長くても1〜2年で買い替えが必要になる。 |
テニスを続けるうえでのランニングコストは、テニスラケットのガットとグリップテープ、そしてテニスシューズにかかります。
なお、個人でコートを借りる場合はコートのレンタル料が、スクールに通う場合はレッスン料が別途ランニングコストとして必要です。
実際のコストは「技術レベル」と「モチベーション」で変わる
ここまでテニスの初期費用とランニングコストについて紹介してきましたが、実際に必要なお金は、初心者か、経験者かという技術レベルと、ゆるく楽しみたいのか、がっつり取り組みたいのかというモチベーションによって大きく変わります。
以下では具体的にどれくらいの違いがあるのかを見ていきましょう。なお、以下の金額には個人差があることをあらかじめご了承ください。
初心者で、ゆるく楽しみたい
初期費用
| テニスラケット | 10,000円程度（中古品） |
|---|---|
| テニスシューズ | 3,000〜5,000円程度 |
ランニングコスト
| ガット | 1〜1年半程度に1回の頻度で、1回あたり合計2,500〜5,000円程度。 |
|---|---|
| グリップテープ | 3ヶ月に1回の頻度で、1回あたり合計1,200〜2,300円程度。 |
| テニスシューズ | 1〜1年半程度に1回の頻度で、1足あたり3,000〜5,000円程度。 |
初心者の場合、うまくスイングができずにテニスラケットを傷つけることが多いため、まずは中古品で安くなっているものを購入するのがおすすめです。
テニスシューズに関しても最新モデルを買うよりも、安くなっている型落ちモデルを選ぶのが吉。まずは気負わず、テニスを始めることが大切です。
また週1〜2回のテニスであれば、ガットが切れたり、グリップテープが剥がれたり、テニスシューズに穴が空いたりといったランニングコストが必要になる頻度は低めになります。
初心者で、がっつり取り組みたい
初期費用
| テニスラケット | 10,000円程度（中古品） |
|---|---|
| テニスシューズ | 3,000〜5,000円程度 |
ランニングコスト
| ガット | 1〜1年半程度に1回の頻度で、1回あたり合計2,500〜5,000円程度。 |
|---|---|
| グリップテープ | 1ヶ月に1回の頻度で、1回あたり合計1,200〜2,300円程度。 |
| テニスシューズ | 4〜5ヶ月程度に1回の頻度で、1足あたり3,000〜5,000円程度。 |
週4〜5回の練習でがっつりテニスに取り組みたいという人でも、初心者の場合は同様の理由で中古品のラケットや型落ちのシューズで安く済ませるのがおすすめです。
一方、各種ランニングコストが必要になる頻度は練習量に比例して増えていくため、テニスを続けるための費用は高くなる傾向があります。
経験者で、ゆるく楽しみたい
初期費用
| テニスラケット | 20,000〜30,000円程度 |
|---|---|
| テニスシューズ | 7,000〜14,000円程度 |
ランニングコスト
| ガット | 1〜2年程度に1回の頻度で、1回あたり合計2,500〜5,000円程度。 |
|---|---|
| グリップテープ | 3ヶ月に1回の頻度で、1回あたり合計1,200〜2,300円程度。 |
| テニスシューズ | 1〜1年半程度に1回の頻度で、1足あたり7,000〜14,000円程度。 |
もちろん経験者であっても安価な中古品を使っても構いませんが、不用意にテニスラケットを傷つけることは少ないため、新品を購入しても良いでしょう。
テニスシューズに関しても、履き慣れたメーカーや履き心地にこだわりがある場合は、機能性やデザインを重視してコストをかける価値があります。
週1〜2回のテニスの場合は、概ね初心者と頻度・1回あたりのコストは変わりませんが、経験者はポリエステルガットと言って、耐久性に優れている一方で、取り扱いが難しい中上級者向けのガットでも問題ないため、交換頻度は若干下がります。
経験者で、がっつり取り組みたい
初期費用
| テニスラケット | 20,000〜30,000円程度 |
|---|---|
| テニスシューズ | 7,000〜14,000円程度 |
ランニングコスト
| ガット | 2〜3ヶ月程度に1回の頻度で、1回あたり合計2,500〜5,000円程度。 |
|---|---|
| グリップテープ | 1ヶ月に1回の頻度で、1回あたり合計1,200〜2,300円程度。 |
| テニスシューズ | 4〜5ヶ月程度に1回の頻度で、1足あたり7,000〜14,000円程度。 |
経験者で、かつ週4〜5回がっつり練習をしたいという場合は、初期費用・ランニングコスト共に高くなる傾向にあります。しかしそのぶんテニスを満喫できるので、きっと価値ある出費になるはずです。
まとめ
「思ったとおり、テニスはお金のかかるスポーツだ」と思った人もいるかもしれませんが、一方で「思ったよりもお金がかからないんだな」と思った人もいるのではないでしょうか。
しかもホリゾンテニススクールでテニスを始める場合は、テニスラケットやテニスシューズにかかる初期費用はほとんど0円で済ませることができます。
なぜならレンタルをすることもできるうえ、キャンペーンを利用すれば無料でプレゼントしている場合もあるからです。
とはいえ前述した通り、スクールでテニスを始めるとどうしてもレッスン料がかかってしまいます。しかしこれも、ホリゾンスクールではお得な料金プランや、初月レッスン料無料キャンペーンなども行っているため、うまく活用すれば費用を安く済ませられます。
またホリゾンの体験レッスンはテニスラケットやテニスシューズを無料で借りられるので、手ぶらでお楽しみいただけるうえ、費用も必要ありません（スポーツウェア、ドリンク等はご持参ください）。
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