どちらが通いやすく効果的？スポーツジムとテニススクールのメリット・デメリットをホリゾンスタッフが徹底比較

公開日：2023.10.31 更新日：2024.11.08

ホリマガ編集部

「運動を始めたいけど、どんな施設に行くのが正解？」
「スポーツジムとテニススクールって、どういう違いがあるの？」

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回はホリゾンテニススクールに勤めながら、スポーツジムの会員でもあるホリゾンスタッフが、この2つを徹底比較。どちらがどんな人にとって通いやすくて効果的かをご紹介したいと思います。

ぜひとも参考にしてみてくださいね。

あなたの「どうして運動を始めたいのか」が何より大事

施設を選ぶにあたって、何より大事なのが自分の「どうして運動を始めたいのか」という目的です。なぜなら、目的によってぴったりの選択肢は変わるからです。

スポーツジムやテニススクールには、次のような目的で通い始める人が多いようです。

例えば1のダイエットが目的なら、運動量やモチベーションの維持しやすさが大切です。2の仲間づくりなら施設の雰囲気や、人との交流しやすさなどがポイントになります。

3の健康なら続けることが大事ですし、4なら1人で黙々とやりたいのか、みんなでわいわい楽しみたいのかなど、自分の好みと照らし合わせて考えなければ、逆にストレスを溜めてしまうかもしれません。

また、いずれの場合も物理的な通いやすさ（アクセス性）、経済的な通いやすさ（料金）、時間的な通いやすさ（時間の融通が利くか）は重要な検討材料です。

以下ではこれらを踏まえて、スポーツジムとテニススクールのメリット・デメリットを比較してみましょう。

スポーツジムとテニススクール、それぞれに通ううえで、モチベーションに関わるメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット	・自分で目標やメニューを決めてトレーニングができる・必要に応じてインストラクターなどからアドバイスが受けられる・施設によっては様々なスポーツプログラムがあり、飽きずに通うことができる
デメリット	・会員同士の交流が少ないジムの場合、孤独を感じる場合がある・知識や経験がないと、結果が出ない場合がある

メリット	・仲間とわいわい交流しながら、テニスを楽しむことができる・目標達成や成長も仲間と一緒に喜び合うことができる・常にコーチがいるため、指導やアドバイスをしっかり受けられる
デメリット	・クラスに分かれて練習するため、自分のペースでできないことがある・テニス以外のスポーツができない

上表を参考に「これならモチベーションが続きそう」「これだと自分は続かないな」と想像してみてください。

どんな目的があるにせよ、スポーツジムやテニススクールは継続が大切です。そのためには自分のモチベーションが続きやすい方を選ぶことをおすすめします。

スポーツジムとテニススクールの料金に関するメリット・デメリットは下の表の通りです。

メリット	・基本的に料金クラスなどはなく、一律定額制（設備の充実度などに応じて6,000円〜15,000円程度）・別途パーソナルトレーナーやスポーツプログラムを利用しなければ追加料金はかからない
デメリット	・忙しくてあまり通えない人も、毎日通う人も料金が同じという施設が多い

メリット	・自分のやる気やライフスタイルに応じて料金プランを変えられる施設が多い・月額が高くなる場合でも、1回のレッスンあたりの料金が非常に安くなるプランを用意している施設もある
デメリット	・設備の充実度以外に熟練度やレッスン回数などに応じて料金が高くなる場合があるため、料金の幅が広い（月額5,000円〜4万円超）

スポーツジムとテニススクールではサービス内容や設備が全く違うため、一概にどちらが安いと言うことはできません。自分の目的や好みと照らし合わせて、安く感じるか、高く感じるかで考えてみてください。

社会人として働きながらスポーツジムやテニススクールに通う場合、時間の融通が利くかどうかはとても大きな要素です。それぞれのメリットとデメリットは以下の通り。

メリット	・営業時間内であれば、自由に利用できる施設が多く、24時間ジムの場合は深夜でも利用が可能・別途パーソナルトレーナーやスポーツプログラムを利用する場合も、自分のライフスタイルに合わせて時間が選べる
デメリット	・いつでも利用できるため、人によってはメリハリをつけられない場合がある

メリット	・レッスンのコマが決められているためメリハリがつき、それに合わせてスケジュールを立てやすい・ある程度なら、自分の予定に合わせてレッスンの時間帯を調整することができる
デメリット	・レッスンのコマが決められていることで、急な予定が入るとレッスンを休まなくてはならない場合がある

自由度の高さではスポーツジムの方が優れていますが、テニススクールのようにレッスンのコマが決められている方がスケジュールを立てやすいという人も少なくないのではないでしょうか。

自分の仕事や生活に照らして合わせてみて、継続しやすい方を選ぶようにしましょう。