運動不足解消のためにスポーツを始めたい。そう考えている人の中には「長く、ゆる〜く続けたい」という人も多いのではないでしょうか。
あれこれとネットで調べていて、一見するとよく似たスポーツであるバドミントンとテニスに行き着いた人もいるかもしれません。
確かに両者はいくつかの点でよく似ていますが、同時に全く違う点もたくさんあります。そこで今回は、この2つの競技の共通点と違いについて紹介します。
目次
バドミントンとテニス、3つの共通点
バドミントンとテニスは、次の3つの点で共通しています。
- 怪我のリスクが低い
- 室内外で楽しめる
- 個人競技
怪我のリスクが低い
バドミントンとテニスは、どちらもラケットを使い、ネットを挟んでラリーを打ち合う、プレイヤー同士の体の接触がないスポーツです。
そのためバスケットボールやサッカーなどに比べて怪我のリスクが比較的低いという共通点があります。
室内外で楽しめる
バドミントンは体育館などの屋内コートでプレイするのが一般的ですが、アウトドアバドミントンと言って、公園などの野外で楽しむこともできます。
一方、テニスは屋外コート・屋内コートいずれも一般的。屋内コートの中には、ホリゾンテニススクールのように、体に負担の少ないプロ仕様のコートや冷暖房・空気清浄機を完備しているところもあります。
個人競技
バドミントンとテニスは、いずれもシングルスもしくはダブルスで行う個人競技です。
そのため、コツコツ練習を積み重ねるのが得意な人や、チームで一緒に戦うよりも、自分一人で勝負に立ち向かう方が好きな人にはぴったりのスポーツです。
バドミントンとテニスの最大の違いは「運動強度」
共通点に対して、両者の最大の違いは運動強度にあります。というのも、
- 求められる「瞬発力」
- 必要な「動き」
- 試合中のインターバル
において、バドミントンとテニスには大きな違いがあるからです。
求められる「瞬発力」の違い
バドミントンは、高い瞬発力を求められるスポーツです。例えばトップクラスの男子選手の打球の初速は時速310kmを超えます。
もちろん一般のプレイヤーはここまでのスピード感でラリーをすることはありませんが、それでもテニスの打球の初速(トップ選手で時速126km、一般選手で時速90km)と比べると、かなりの瞬発力を求められることがわかります。
必要な「動き」の違い
バドミントンでは速いゲームスピードについていくために、狭いコートの中で素早く判断を下して急激な方向転換を頻繁に行う必要があります。
また、高い打点で球(シャトル)を打つ場合が多いため、ジャンプと着地を繰り返す場面も少なくありません。
ラリーが続くほどこのような高強度の運動が続くため、上達するほど関節や心肺機能への負担が大きくなる傾向があります。
一方、テニスはバドミントンに比べると広いコートの中を横方向に走ることが多いため、下半身全体への持続的な負荷が大きくなる傾向があります。
試合中のインターバルの違い
試合中のインターバル(小休憩)を比較すると、全体的にバドミントンの方が短いことがわかります。
インターバル | バドミントン | テニス |
---|---|---|
ポイント間 | 通常5秒以内、最大10秒 | 約20〜25秒 |
ゲーム間 | 120秒(※) | 90秒 |
セット間 | 120秒(2ゲーム制の場合の第3ゲーム前) | 120秒 |
そのため、バドミントンの方が素早い判断力・継続的な集中力、短時間のインターバルで動き続けられる回復力がより高いレベルで求められます。
運動不足の社会人が始めるならテニスがおすすめ
なかなか運動の機会を設けられないまま30代〜40代を迎えると、どうしても瞬発力や筋力が衰えてしまうもの。そのため、運動不足の社会人には運動強度の高いバドミントンよりもテニスがおすすめです。
「戦略」のウェイトが大きい
瞬発力が最も向上するのは6〜12歳頃。この期間にどれだけ鍛えるかで、大人になってからの運動能力が左右されると言われています。
そのため、これまであまり運動をしてこなかった人には、高い瞬発力が求められるバドミントンより、戦略をしっかり学びさえすれば試合に勝てるテニスの方が向いているのです。
ホリゾンテニススクールでは、私たちがテニスの方程式と呼ぶ、試合を楽しむために必要な戦略のコツを体系的にまとめ、お伝えしています。
そのため身体能力に自信のない人でもコツコツ練習を積み重ねれば、テニスがどんどん楽しくなっていきます。
体への負担がマイルド
学生時代に運動をしていた人でも、社会に出てから運動していなければどうしても筋肉は落ちています。
そのような状態でいきなり高負荷の運動を始めると、筋肉はもちろん、関節や骨への負担が大きくなり、怪我をする可能性が高くなってしまいます。
その点、テニスは比較的体への負担がマイルドなので、運動不足の社会人でも安全にスポーツを楽しむことができます。
確かにテニスでも膝や肘といった関節を痛めることもあります。
しかし、ホリゾンテニススクールではそうならないための正しいフォームや練習方法の指導を丁寧に行なっているため、より怪我の心配をせずにテニスに集中できます。
まとめ
ある程度大人になってから始めるということと、体への負担の違いを考えると、運動不足の社会人にはテニスの方が向いている、と言えそうです。
とはいえテニスは「誰でもすぐにできるスポーツ」というわけではありません。
試合を楽しめるようになるには、多くの技術と知識を身につける必要があります。そのため、最初はきちんとテニススクールで基本を学ぶことをおすすめします。
私たちホリゾンテニススクールでは、長年の実績に裏付けされたプログラムレッスンを採用。
初めてラケットを握る人からプロを目指す人までが、実力と経験、モチベーションに応じてぴったりのカリキュラムを受講することができます。
最短・最速で上達できるように設計しているので、初心者の人でも、飲み込みの早い人で2〜3ヶ月経てば試合を楽しめるようになっています。
ホリゾンテニススクール堺北花田本校・岸和田校では、随時無料体験レッスンを実施しているので、興味のある人はお気軽にこちらの特設ページからお問い合わせください。